今回は、環境構築不要で SQL(Oracle Database) を学習する方法を説明します!
Oracle Live SQL を使おう
Oracle Live SQLとは、環境構築不要でWeb上でSQLを実行できる環境です。Oracle Live SQLを使用するにはOracleのアカウントを作成する必要があります。
Oracle Live SQLの使用手順
- https://livesql.oracle.com にアクセスし「Start Coding」をクリック
- Oracleのアカウントで「サインイン」をクリック
- SQL文を入力し「Run」をクリック
-- ユーザー情報を格納するためのテーブルを作成
CREATE TABLE users (
user_id NUMBER PRIMARY KEY,
username VARCHAR2(50) NOT NULL,
email VARCHAR2(100) UNIQUE NOT NULL,
password VARCHAR2(100) NOT NULL,
created_at TIMESTAMP DEFAULT CURRENT_TIMESTAMP
);
SQLを実行すると結果が下に表示されます。では、サンプルコードを実行してみましょう!
サンプルコード
-- データ追加
INSERT INTO users (user_id, username, email, password)
VALUES (1, 'user1', 'user1@example.com', 'password1');
INSERT INTO users (user_id, username, email, password)
VALUES (2, 'user2', 'user2@example.com', 'password2');
-- ユーザー情報取得
SELECT * FROM users;
テーブルにユーザー情報を追加して、ユーザー情報を取得してみました。次はユーザーのデータを更新してみます。
-- データ更新
UPDATE users
SET password = 'newpassword'
WHERE user_id = 2;
-- ユーザー情報取得
SELECT * FROM users;
ちゃんと更新できました。最後にユーザーの削除を行いたいと思います。
-- データ削除
DELETE FROM users
WHERE user_id = 1;
-- 再度ユーザー情報取得
SELECT * FROM users;
指定したユーザー情報のデータが削除されたことが確認できました。
SQL言語リファレンス
SQL言語リファレンス
まとめ
環境構築不要で動かせる環境はとても便利だと思いますが、セッションが切れるとデータが削除されてしまうので使用開始時に毎回表を作成する必要があります。Oracle Live SQLを使用する際は、SQL文をローカルで保存しておいたほうがよさそうですね。簡単なSQL文の勉強などに利用してみてください!
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