前回は、テーブルのデータを更新するUPDATE文について説明しました。今回は、データを削除するDELETE文について説明していきます!
データ準備
DELETE文を試すためにテーブルを作成し、データを追加します。
-- テーブルの作成
CREATE TABLE bank_accounts (
id NUMBER PRIMARY KEY,
account_holder VARCHAR2(100),
balance NUMBER
);
-- データの登録
INSERT
ALL INTO bank_accounts (id, account_holder, balance)
VALUES
(1, '山田太郎', 100000)
INTO
bank_accounts (id, account_holder, balance)
VALUES
(2, '鈴木花子', 50000)
INTO
bank_accounts (id, account_holder, balance)
VALUES
(3, '田中一郎', 200000)
INTO
bank_accounts (id, account_holder, balance)
VALUES
(4, '佐藤明美', 75000)
INTO
bank_accounts (id, account_holder, balance)
VALUES
(5, '伊藤健太', 300000)
SELECT * FROM DUAL;
口座名義 | 残高 |
---|---|
山田太郎 | 100000 |
鈴木花子 | 50000 |
田中一郎 | 200000 |
佐藤明美 | 75000 |
伊藤健太 | 300000 |
DELETE文の使い方
データを削除するDELETE文は下記のように記述します。
DELETE FROM テーブル名
WHERE 条件式
UPDATE文と同じでWHERE句を含めなくてもデータの削除は可能です。
-- テーブル内のすべてのデータを削除する
DELETE FROM bank_accounts
ただし、テーブルの全てのデータを削除してしまうので、WHERE句でしっかりと条件を絞って削除するようにしましょう!
-- 銀行口座テーブルから残高が100000円以下の口座を削除する
DELETE FROM bank_accounts
WHERE balance <= 100000;
口座名義 | 残高 |
---|---|
田中一郎 | 200000 |
伊藤健太 | 300000 |
まとめ
データを削除する時もUPDATE文と同じで、条件をよく絞ってから削除するようにしましょう!
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