今回は、MacにEclipseをインストールしてJavaを実行するまでの流れを説明していきます!
Eclipseは、コンピュータプログラミングにおいて使用される統合開発環境である。ベースとなるワークスペースと、環境をカスタマイズするための拡張可能なプラグインシステムが含まれている。
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MacのターミナルでJavaを実行する方法
前回、MacのターミナルでJavaを実行する方法について説明したのですが、ターミナルでJavaを実行する場合にはコンパイルしないといけません。Eclipseでは「プログラムの作成」「コンパイル」「実行」「デバッグ」などが可能なため開発現場でよく使用されています。
Eclipseのインストール
まず、上記のサイトからEclipseをダウンロードします。Eclipseのバージョンは複数あるので、使いたいバージョンを選択してください。
※今回は、最新版である Eclipse 2023 をダウンロードします
「Eclipse 2023 最新版」をクリック。
Mac Java の「Download」をクリック。
「pleiades-2023-12-java-mac-jre_20240218.dmg」がダウンロードされたと思います。dmgファイルをダブルクリック > 「Eclipse」アイコンを「Applications」にドラッグアンドドロップ。
これで Eclipse がインストールできました。
Eclipseの起動
初回起動時は必ず上記の警告が表示されるため、システム設定 > プライバシーとセキュリティから開かないといけません。
「システム設定」をクリック。
「このまま開く」をクリック。
パスワードを入力するか、Touch IDを使用し許可。許可し終わると自動でEclipseが起動します。
※一度許可すると次回以降は、警告が表示されずにEclipseが起動するようになる
「ワークスペースとしてのディレクトリー選択」ということで、Eclipseで作ったプログラムを保存する場所を指定する必要があります。
// デフォルトの保存先
/Applications/Eclipse_2023-12.app/Contents/workspace
デフォルトでいい場合はそのまま「起動」をクリック。
今回は、DesktopにJavaというフォルダを作ってそこでJavaのプロジェクトを作っていきます。
Javaのプロジェクト作成〜簡単なコードの実行
ここからは、Javaのプロジェクトを作成し簡単なコードを実行したいと思います。
「新規(アイコン)」をクリックし、「Java プロジェクト」を選択、「次へ > 」をクリック。
プロジェクト名を決め、「完了」をクリック。※今回はプロジェクト名をSampleとします
プロジェクトができると「src」というフォルダがでます。
「src」を右クリックし、新規から「パッケージ」をクリックします。
パッケージ名決め「完了」をクリック。※今回はパッケージ名を「greeting」とします
「greeting」というパッケージができたので、パッケージを作成した時の同じ手順で次はクラスを作成します。
※今回クラス名はHelloWorldとします
下記の内容をクラスファイルに記述。
package greeting;
public class HelloWorld {
public static void main(String[] args) {
System.out.println("Hello, World!");
}
}
実行ボタン(▶️)をクリックすると、無事 コンソールに Hello, World! が表示されました。
まとめ
ターミナルでJavaのプログラムを実行するよりも、Eclipseで実行する方が楽だと思います。開発現場ではよくEclipseを使用するので ショートカットキー など覚えておくととても便利です。
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