MacのターミナルでJavaを実行する方法

Java

今回は、MacのターミナルでJavaを実行する方法を説明します!

前提条件

前提条件としては、MacにJavaをインストールしておく必要があります。

Oracle公式でインストールするか、ターミナルからHomebrewを使用しインストールすることができます。

MacにJavaがインストールされているか確認するには、ターミナルを開いて下記のコマンドを実行します。

java -version

javaのバージョンが表示されていればOKです。

openjdk version "21.0.2" 2024-01-16
OpenJDK Runtime Environment Homebrew (build 21.0.2)
OpenJDK 64-Bit Server VM Homebrew (build 21.0.2, mixed mode, sharing)

Oracle公式でインストールする

下記の記事がわかりやすかったので、Javaのインストールができていない方は参考にしてみてください。

macOSのJDK17インストール方法 - Qiita
はじめにmacOSにおけるJDK17のインストール方法について記載いたします。JDK17は2023年現在において最新のJava SEのLTS版となってます。Homebrewからインストールする方法…

Homebrewでインストールする

Homebrewでインストールする手順は下記の記事を参考にしてみてください。

Zenn
The operation couldn’t be completed. Unable to locate a Java Runtime.
Please visit http://www.java.com for information on installing Java.

上記のメッセージで詰まっている方は下記の記事を参考にしてみてください。

macOSでjavaを使いたい。

MacのターミナルでJavaを実行する方法

ここからはJavaプログラムを作成し、コンパイルして実行するまでの手順を説明します。

サンプルコードの作成

まずは、ターミナルで実行するJavaプログラムのサンプルコードを作成しましょう。例として、”HelloWorld.java”という名前のファイルを作成します。

public class HelloWorld {
    public static void main(String[] args) {
        System.out.println("Hello, World!");
    }
}

Javaプログラムのコンパイル

Javaプログラムをコンパイルするには、ターミナルを開いてJavaファイルが保存されているディレクトリに移動します。例えば、デスクトップにプログラムを保存した場合は、次のコマンドを入力してデスクトップに移動します。

cd ~/Desktop

次に、以下のコマンドを入力してJavaプログラムをコンパイルします。

javac HelloWorld.java

これにより、HelloWorld.class という名前のバイトコードファイルが生成されます。

バイトコード(英:bytecode)とは、仮想マシン上で動作するために作られた実行可能な中間コードのことです。

コンパイル時に気をつけること

Javaプログラムをコンパイルする際に、以下の点に気をつける必要があります。

  • ファイル名とクラス名は一致している必要があります。つまり、上記の例ではファイル名が”HelloWorld.java”なので、クラス名も”HelloWorld”とする必要があります。
  • JavaファイルはUTF-8形式で保存することが推奨されます。

Javaプログラムの実行

最後に、コンパイルされたJavaプログラムを実行します。ターミナルで以下のコマンドを入力します。

java HelloWorld
// 実行結果
Hello, World!

まとめ

以上が、MacのターミナルでJavaを実行する手順です。今回は、サンプルコードの作成から実行までの流れを説明しました。コンパイル時にはファイル名とクラス名の一致に気をつけ、実行時にはコンパイルされたクラスファイルの実行を行います。これでターミナルでも簡単にJavaプログラムを作成し、実行することができます。

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